大自然の法則と世界救世教の使命

永き歴史のなかで人類は、宇宙の律法であり、神の意志であり、真理であるところの自然の法則から徐々に遠ざかってしまいました。見えないものは信じない唯物主義と身勝手な利己主義(エゴイズム)によって、大自然の法則から遠ざかってきたのです。人間は計り知れない欲望の虜となり、地球の自然を破壊し、数知れない不幸や問題をこの世に作り出してしまいました。

大自然の法則から遠ざかったことにより、現代の生活に関わっている自然環境、健康、農業、医学、教育、芸術、政治、産業、あらゆる分野に思いも寄らぬ悪影響を及ぼしてしまいました。そしてそれは既に限界に達し、このまま続くとするならば、人類は滅亡し、地球崩壊の運命をたどることは必定です。

この悲惨な現実に人類を目覚めさせ、警鐘を鳴らすべく、岡田茂吉師は世界救世教を創立されました。その救世思想とは、唯物主義と利己主義を正し、目に見えないものを信じ、人間にも、動物にも、植物にも、生きとし生けるものには霊があり、心があり、目に見えない生命(いのち)がある、ということを教え、人類を大自然の法則に立ち返らせ、宇宙の律法、神の意志に適った生活に教導する、そして理想世界を実現することです。

我々が自然農法を開発し、浄霊を普及し、美による救いの普及をすることは、救世の思想を実践していることなのです。このようにして、唯物主義を唯心主義に、利己愛を利他愛に変えて、大自然の法則に調和した生活をし、地上天国のモデルづくりをすること、真の文明を創造するということが我々世界救世教の使命なのです。

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