筆者：岡インとその仲間たち
単に浄霊といってもいろいろ種類がある。これらを一つ一つ解説してみるが――
神慈秀明会、または天聖真美会の浄霊のことをいいます。ほかにもあるかもしれません。いったいどっちが本物の、「唯一正しい浄霊」なのでしょうか？
二代様考案の浄霊です。急所の勉強など必要がありません。また、あんまり急所を見つめていなくて良いのが特徴と言えるかもしれません。
自分の身体に浄霊することです。神慈秀明会ではこれは禁止になっています。祈りの浄霊と自己浄霊は両立しないのでしょう。自分の幸せを祈ることになってしまうからです。
神慈秀明会で行われている、額と脳天に３〜5分の浄霊のことです。二代様の御考案ですがあまりの斬新さのために秀明教会以外は採用しなかったというしろものです。身体に浄霊するなどの軟弱さを廃し、3分で全てを決める居合い抜きに通じる潔さがあります。効くも効かないも三分で決まる手軽さが現代的とも言えます。神慈秀明会では真の祈りの浄霊こそが、明主様から伝承された唯一正しい浄霊ということだそうです。
浄霊に反対している人相手に気づかれないように壁越しに浄霊することです。浄霊は壁を通しますので障害物の有無は問題ないのですが、ちゃんと急所に当てることは出来ないでしょうから、これは祈りの浄霊だけの応用技術でしょう。
東方之光のメンバーのみなさんは、単に浄霊とは言わず日本医術・浄霊と言います。日本医術・浄霊というくらいですから、あくまで医術に使うのでしょう。下に落ちたお弁当のおかずにすかさず浄霊をして、「これで大丈夫」とか言って食べるようなまねは、きっとなさらないに違いないと思いますです。はい。
なお、今年から東方之光の活動は、浄霊が病気を救う「日本医術・浄霊」から一歩進み、浄霊・食・芸術を総合しての「全人的医療」を目指しています。病気を治すだけではなく、普段の生活の中での食生活や芸術に親しむ事によって自己の体内に毒素を入れない努力をしつつ、溜まっている毒素の排除を浄霊で行うというトータルでの医療という位置づけで、「岡田式浄化療法」と呼ぶそうです。
天聖真美会の浄霊のことだそうです。浄霊は、「治療の浄霊」→「祈りの浄霊」→「真文明の浄霊」と変遷したそうで、いまの天聖真美会の浄霊が真文明の浄霊で、明主様から伝わる唯一正しいご浄霊なんだそうです。
天聖真美会では、「琵琶湖の体的本部完成の後、真文明の浄霊が完成する」としています。その効果は、自力がなくとも、急所のようなむずかしいことを考えなくても、ちょっとさわるだけの浄霊でも病気は全治し、神が奇跡を起こしてくれるというもので、完全無欠で無敵の浄霊ということだそうです。たとえていえば、大山倍達のゴッドハンドか浪越徳治郎のゴールドフィンガーみたいなものでしょうか。
特に神慈秀明会某京支部で旧体制末期に行われていた、一日100人の浄霊に挑戦する活動のことです。1日100人に浄霊をするには、想念を変えなくてはいけません。「浄霊をさせてください」と問いかけ、相手の返事を待っているようではだめなのです。出会い頭、すぐに手を翳し、「何をしている！」と問われたら「浄霊してまーす」と平然と言ってしまうような想念の瞬間移動が必要です。
いづのめ教団渡辺理事長が訴えかけている活動です。前述の百浄霊と比べると数字の大きさで見劣りしますが、内容は常識的で、とにかく1日10回の浄霊をしなさいといういづのめ教団の取り組みです。浄霊は想念浄霊でも自己浄霊でも良い。同じ対象に何回しても良い。相手は人間でなくても、生きとし生けるもの全てにしてよい。場合によっては無生物でも良いとします。十回浄霊の取り組みでご守護を多く頂けているようです。
大光明を拝受している先生が一度に多数の人に浄霊を行うことです。神慈秀明会では、先生の集団浄霊は「非常に強力で特別な浄霊である」と思っていますが、いづのめ教団では「同時に多数の人が浄霊を受けられて便利」という感じの風潮があるような気がします。
2001/6/15 いづのめ教団地上天国祭ご講話で紹介したフレディ神父が開発した浄霊です。フレディ神父が学校で子供たちに集団浄霊を行っているのをみて、ジョルトン君が注意しました。「神父、あなたは救世教では資格者ではないので、集団浄霊は出来ませんよ」すると神父はこう答えました。「私は集団浄霊をしているのではありません。3秒浄霊をしているのです」つまり生徒一人につき3秒で次々に浄霊をしていたということでした。
昔、渋井総斎師がされていた特殊な集団浄霊です。大勢の人を整列させて一人一人浄霊していくというものなのですが、そのとき一人一人にボールを投げつけるような手つきで浄霊をします。受けた人はその瞬間強風を受けたかのようにふらついてしまうということもあったということです。
この題を見たら一寸見当がつくまいが、左に説く処を読んでみれば、成程と合点がゆくであろう。それは私の書いた文章を読むことによって、目から浄霊を受けるのである。ではどういうわけかというと、総ては文章を通じて書く人の想念がそのまま映るものであるからで、この点充分知らねばならないのである。これを霊的にみれば、つまり書く人の霊が活字を通して、読む人の霊に通ずるので、この意味に於て、私が書く文章は、神意そのままであるから、その人の霊は浄まるのである。
「活字の浄霊」より 昭和二十七年十一月二十六日
いづのめ教団での集団浄霊のパターンの一つで、先生の前に数人が一列に並び、貫通するように浄霊します。後ろに並んでいた人にもちゃんと浄霊の効果があるようです。これが頻繁に行われる拠点では、先生が一人の人に浄霊をしていると、「私も、、、」と別の人が後ろに並ぶという光景も見ることが出来ます。
いづのめ教団の浄霊センターでたまに見かけます。浄霊を受ける人にあまり時間がないときや、肉体浄化の時など、前後を二人の人が挟んでその人を浄霊します。肉体浄化の時には左右にも人がついたりします。それは別名「よってたかって浄霊」「取り囲み浄霊」などと言います。
「超宗教」の著者であり、有名な浄霊業界人「中島多加仁」のジェイヒーリングの事です。特徴は慣れればおひかりなしで浄霊できるということです。
中島多加仁著「スピリチュアルエナジー」より関連箇所を引用します。
ジェイヒーリングの方法としてはいろいろあるにはる。とりあえず現在行っている方法を簡単に紹介しよう。これははなはだ安易な手段であるが、岡田茂吉が揮毫した『光』の文字の紙片を使わせていただくのである。それを小さく折り畳んで、「ソースレシーバー」として懐へ入れる。それでじゅうぶんな効果を発揮する。
このソースレシーバーを使わなくてもジェイヒーリングをマスターすることは可能である。ただ、それをマスターしたからといって、想念に歪みがあってはならない。（中略）ベテランになれば、当然身に付けなくても治療することはできる。
このジェイヒーリングという名前は世界救世教の榊原先生が名付け親であると聞いています。また、最近の中島氏はジェイヒーリングの活動の第一線を引退し、事業に専念しているようです。
相手が近くにいないところから浄霊をします。想念浄霊は明主様も実験をされておられたと景仰に書いてあります。正式な方法は決まっていませんが、「相手の名前を書いた紙に浄霊する」「自分の片手の拳を相手に見たててもう一方の片手で浄霊する。」など、さまざまな方法で行われています。また、いづのめ教団の「愛の浄霊に基づく想念浄霊」は、愛をとりつくのですから必ずしも手を翳さなくても良いというところに特徴があります。ていうかこれもちゃんとしたやり方は決まっていません。
いづのめ教団では想念浄霊で多くのご守護を頂いておりますので、秀明会の人も試してみたら如何でしょうか。
神慈秀明会旧体制時の早朝参拝、または夏期布教中の朝拝で良く見られた光景です。浄霊者が浄霊をしながら眠ってしまい、手が下がって床に浄霊をしてしまうことです。しかしそんな浄霊でもおひかりを感じたという証言があるのですから、この業界は奥が深いと思います。
なにかをしながら浄霊をすることです。神慈秀明会で忌み嫌っている、救世教のおしゃべりし「ながら」浄霊というもの以外にも、浄霊センター内で流れるみ教え音読のテープを聞き「ながら」浄霊、背中の浄霊を受けているとき、み教えを拝読し「ながら」浄霊、想念浄霊をし「ながら」浄霊、神慈秀明会の朝拝でよく見られた寝「ながら」浄霊、などがあります。
いづのめ教団某宿教会からはじまった浄霊の概念です。浄霊の光は神の愛であり浄霊は神の愛を取り次ぐ行為であると考えます。この考え方は教団浄化の中から生まれたもので、関東教区で流行しています。
神慈秀明会某京支部の駅前布教で行われていた浄霊で、すれ違いざまに他人の額に一瞬勝手に手を翳し、次の一瞬で相手の脳天に手を翳しつつ、すれ違いきってしまいます。「きゅっ、きゅっ」っというリズムで浄霊します。この浄霊は高田某場の駅前で多く行われていたらしく、高田某場にはいづのめ教団某宿教会がありますが、あっちでは愛の浄霊、こっちでは究極の浄霊が行われていたということになります。
このご浄霊のお陰で、浄霊数のノルマが早くに達成でき、深夜まで駅前に立たずとも早く支部に帰れるという御守護を頂く人が続出しました。
。。。 右のうちどれにも該当しない浄霊でありとすれば、それは普通の浄霊である。
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